○中山委員 長官にお尋ねいたしたいのでございますが、五月二日に国民的に慰霊祭があるということに対して遺族の代表がお喜びになることはわかつておりますが、私ども引揚委員会といたしましてこれはお願いと申しますか、申入れと申しますか、お尋ねと申しますか、やはり留守家族というものも戰争犠牲者でございまして、ソ連から、あるいは中共から引揚げが完成してしまわない限りにおいてはどれだけが死んでいるのかもわかりませんので
中山マサ
私ども引揚委員会といたしましては、ただいま小西委員のお話のありましたように、特にこの引揚者の警官を優先的に採用していただきたいと念願しておりますが、同時にまたこの採用の面につきましては、ただいま法務総裁の御答弁がありましたように、いろいろ資格その他の条件を審査されるでありましよう。
玉置信一
本年もまた同じ時期にかくあるべしという心構えから、舞鶴あるいは函館、佐世保におきましては、引揚げの方々を受入れる態勢の準備を完了したということも、私ども引揚委員会の委員派遣によりまして、これを確認いたしたのでございます。そうして、この待ちます間にも、その留守家族の方々の陳情のお声を聞きますたびに、私どもは御同情の涙に暮れて参つたのでございます。
中山マサ